第18回全日本高校模擬国連大会・本大会にご参加いただいた皆様
お世話になっております。グローバル・クラスルーム日本協会の大久保です。
この度は第18回全日本高校模擬国連大会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
7月末の応募からおよそ4ヶ月に渡る長い大会でした。本年度の運営は原点に戻り、「高校生に真摯に」を掲げ、高校生の皆様に寄り添うことを最優先に取り組んでまいりました。勉強会や質疑応答を通じて、皆様の疑問を少しでも解消し、サポートできるよう努めてまいりました。この方針が少しでも皆様のお役に立てていれば幸いです。
予選会・本大会ともに、非常に難解な議題と会議だったと思います。しかし、皆様は最後まで諦めることなく、全力で取り組み、自分自身の力を存分に発揮してくださいました。その真剣な姿勢と熱意には、運営一同、心から感動いたしました。
模擬国連の本質は「レビュー」にあります。それは、自分の弱い部分や見たくない部分と向き合うことであり、ときには辛く感じるものかもしれません。現在、会議を終えて、「嬉しい」、「辛い」、「憎い」といったさまざまな感情が皆さんを取り巻いているかもしれません。しかし、その感情を乗り越え、客観的に自分を見つめ直し、「自分とは何か」を深く考えるきっかけにしていただきたいと思います。この振り返りのプロセスが、皆様の今後の成長に繋がるはずです。
また、会議後の質疑応答も引き続きお待ちしております。ぜひ、「対話」への姿勢を緩めることなく、この全日本大会での経験を一層実りあるものとしていただきたいと思います。対話を通じて生まれる新たな視点や学びが、皆様の模擬国連生活、さらにはその先の人生における大きな資産となるでしょう。
なお、引率教員の皆様におかれましては、大会準備から当日に至るまで、多岐にわたるご支援と温かなご協力を賜り、心より感謝申し上げます。特に、大会期間中に体調不良者が発生した際には、迅速かつ的確なご対応をいただき、無事に大事に至ることなく乗り越えることができました。これもひとえに皆様の冷静な判断とご配慮のおかげであり、運営一同、深く感謝しております。誠にありがとうございました。
忘れ物や大会写真についてのご案内は、引き続き対応しておりますので、今しばらくお待ちください。
本大会をもって大学生運営メンバーは次へとバトンを繋ぎ、来年度にはさらに充実した全日本高校模擬国連大会を実施する予定です。
皆様の学校からのまたのご応募を、心よりお待ちしております。
改めまして、この度は誠にありがとうございました。
来週のレビュー会にてお会いできることを楽しみにしております。
グローバル・クラスルーム日本協会
2024年度 事務総長 大久保慶隆 拝