全日本高校模擬国連大会

全日本高校模擬国連大会とは

全日本高校模擬国連大会は、毎年11月に開催する日本最高峰の高校模擬国連会議です。予選会を通過し全国各地より集結した約160名の高校生が熱い議論を交わします。本大会は2007年の第一回大会以来、日本における高校生の模擬国連活動をけん引してきました。
模擬国連とは、国連大使になりきって議論や交渉をする活動です。日常とは一見かけ離れた「地球規模」の問題について頭を捻り、大使として本気で議論・交渉をする経験は、普段の学校生活にはない世界を見せてくれるはずです。

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大会では何をするのか

本大会は2日間に渡って開催し、参加チームは2つの議場に割り振られます。大会では「議題」として毎年異なった国際問題を設定しています。会議当日には、議題である国際問題における認識や方針などを国際社会の総意として示した「決議案」を提出し、採択することを目指します。そのために各国大使は、それぞれの国益を背負い、様々な国と交渉し合意形成を図ります。
参加者は事前に担当国についてのリサーチを行って政策や会議戦略の立案を行い、会議に臨みます。その一環として、配布された「議題概説書」を基に、担当国の政策を記した「ポジション・アンド・ポリシーペーパー」を作成します。
会議では、国益の達成や国際問題解決の進展を目指して本物さながらの国連大使を目指してください。
また本大会では、基調講演の時間を設けています。実際に社会の第一線で活躍される方々の体験や考えを聞き、大会当日の経験に留まらない、自分の将来について考える機会を提供することを目的としています。

これまでの講演者
明石康氏(元国連事務次長) ※講演内容はこちら(第2回)及びこちら(第4回)
中満泉氏(国連事務次長・軍縮代表上級代表) ※ビデオメッセージ
国連難民高等弁務官事務所職員
外務省職員
ほか

アワードについて

本大会では、以下のアワードを設置しております。
◯最優秀大使賞:各議場1チーム
◯優秀大使賞:各議場2チーム
◯地域特別賞*:各議場0~1チーム
◯ポジション・アンド・ポリシーペーパー賞:各議場1チーム

※変更となる可能性がございます。ご了承ください。

最優秀大使賞・優秀大使賞・地域特別賞は、政策立案と会議行動を総合的に評価し授与します。これらを受賞したチームを、翌年5月に米国・ニューヨークで開催される高校模擬国連国際大会への日本代表団として派遣支援いたします。ポジション・アンド・ポリシーペーパー賞は、政策の内容を評価して授与します。

※地域特別賞は、第12回〜第14回大会のみの設置となります。詳細はこちらをご覧ください。